更新日:2018年1月11日
CATEGORY:その他
E-Bike(Eバイク)最近ちらほら目にする機会が増えて来たのではないでしょうか。
要は電動アシスト自転車の総称ですが、日本にもともとあった電動アシストママチャリとは少し違い、スポーツタイプの車種をそう呼ぶ場合が多いようです。
ヨーロッパを中心に伸びているジャンルですが、日本でもロードバイクタイプのヤマハYPJやMTBタイプのパナソニックXM1等次々とスポーツタイプの車種が出てます。
ちなみに日本の法律では、人力:電動の出力の割合が最大1:2。速度が出るに従ってアシスト力が減って行き、25km/hでアシストが0になる決まりです。
そんな話題のEバイクがショップに遊びにきました。
スポーツバイクに相応しいスッキリとした外観。
シマノの電動ユニットSTePSが装備されてます。
Seraph(セラフ) E-01S ¥380,000
アシストモードやディスプレイ表示等を切り替えるスイッチ部。
大きなディスプレイには時計、バッテリー残量、現在の速度、アシスト強さ、残り時間等が表示されます。
ちなみにメーカーの方の話では、都内だと一番パワーが強いハイモードでも120kmぐらい走るそうです。
クラブランも行けちゃいそうですね。
通常ボトルが付いている所にあるのがバッテリーです。
もちろん付け外し可能で、バッテリー単体で残量が確認できます。
シマノのユニット搭載。クランク、チェーンリングはEバイク専用品です。
前後ホイールはディスクロードと同じ規格なので通常のものが使えます。
ただし、ディスクブレーキローターはセンサーの関係でマグネット付きのEバイク専用品が必要です。
さて、気になる乗った感じは・・・
まずはアシストOFFで走行してみました。第一印象は、漕ぐ力がちゃんと伝わり、スポーツ走行ができる普通に走るクロスバイクと言った感じです。
さすがに電動ユニットとバッテリーの分重量があるので漕ぎ出し軽いとは言えませんが、それでもスピードに載せてしまえば特別重さは感じず、楽に巡航できます。
続いてアシストONにしてみます。走り出しからキュイーンとなんとも言えない音でアシストしてくれます。この音、アシストの強さで音の高さが変わりますね。とは言え音が聞こえるのは静かな裏道を走っているから。
一昔前の電動自転車と言えばペダルを踏んだ瞬間ガツンと加速してましたが、これは不自然に押される感じはなく、自然に加速していってくれます。
スピードが25km/h以上になり、アシストが0になった後も不自然に重くなったりせずに元々の性能の高さから気持ちよく走れます。
「スポーツ車に電動アシストは必要か?」の問いに対しては
「使い方による」という答えになるでしょうか。
走り出し~スピードに乗るまでは強力なアシストで楽に加速してくれて、ある程度スピードに乗ればあとは自分の足で巡航。巡航中はそんなに力使いませんからね。
一番力を使う部分を補ってくれるのが最大のメリットかもしれません。
E-Bikeの今後に注目です。
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