更新日:2015年5月4日
CATEGORY:メンテナンス
豆知識です。
完成車には必ず付いてくるスプロケットとスポークの間にある透明なプラスチック。
これの事ですね。スポークプロテクターと呼ばれています。
ところがフレームから組んだ場合や、乗り込んでいる方のバイクには付いていない事が多いです。
「これって何のためにあるの?」という質問をいただく事が多いのでお答えします。
完成車の場合は、変速機はセットされた状態で届きますが、調整も何もされていません。その状態で変速機を動かしていくと
行き過ぎてスプロケットとスポークの間にチェーンが挟まってしまう事があります。
走行時にこうなると大変です。スポークが傷ついてしまったり、チェーンが曲がってしまったりする事があります。
チェーンが噛み込んで後輪が急にロックしてしまう可能性もあります。
そうならないように、
これが完成車には付属しているわけです。
なのですが、変速の調整がしっかりしてあれば必要ありません。外してしまっても大丈夫。
きちんと整備された変速機ならチェーンがロー側に外れることはありません。
ただし、転んだり、ぶつけたりして根元(ディレーラーハンガー)から変速機が斜めってしまうとチェーン外れの原因になります。
特に右側に自転車を倒してしまった場合は変速機付近の損傷に気を付けて早めにショップで点検をしてください。
結局、外しておいても大丈夫ということですね。
以上、豆知識でした。
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